<筑波山中から男性遺体、遺棄事件で捜査―茨城県警> 茨城県つくば市の筑波山神社付近で、男性の遺体が発見された。遺体は、手足や顔が切り取られるなど損傷が激しく、身元は特定できていない。県警捜査1課などは死体遺棄事件と判断し、つくば北署に捜査本部を設置した。捜査本部では、情報提供の協力を求めている。 (2025年10月3日)
<筑波山死体遺棄事件:遺体の身元特定> 茨城県つくば市の筑波山神社付近で、3日に見つかった遺体の身元が岐阜県飛騨市河合町、林業作業者天生東吾(あもうとうご)さん(38)と分かった。天生さんの友人から問い合わせがあり、捜査本部は遺留品などから身元を特定した。捜査本部は、天生さんが何らかの事件に巻き込まれたものと見て捜査を進めている。 (2025年10月17日)
<筑波山死体遺棄事件:殺人容疑で宗教団体の幹部逮捕> 茨城県つくば市の筑波山神社付近で、岐阜県飛騨市の林業作業者天生東吾さん-当時(38)-が遺体で見つかった事件で、県警つくば北署捜査本部は11日、別の監禁未遂事件で提訴されていた宗教団体「アマツキツネ」の幹部加山成美(かやましげよし)容疑者(30)を死体遺棄容疑で再逮捕した。 調べによると、加山容疑者は09年9月30日夜、団体本部の一室で天生さんの顔や手足を切断した後、翌10月1日の夜に遺棄現場まで運んだ疑い。加山容疑者の団体は、都内に本部がある。大筋で容疑を認めてはいるものの、動機については「天狗様の思し召しに従った」などと不可解な説明を繰り返しているという。 捜査本部では、天生さんとの間に何らかのトラブルがあったものとし、調べを進めている。 (2026年1月12日)
<筑波山死体遺棄事件:宗教団体の本部放火される> 筑波山死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された加山成美容疑者(30)が所属する宗教団体の本部(東京都新宿区上落合)が全焼し、焼け跡から信者らのものと見られる6人の遺体が発見された。警視庁板橋警察署が身元確認を急いでいる。 16日午前2時ごろ、団体本部から出火。木造2階建ての建物延べ約100平方メートルを全焼した。近隣の住宅などには被害がなかったという。同署では、出火場所が暖房器具などのない建物の裏口であったことから、何者かが放火したものとして調べを進めている。 (2026年1月17日)
<筑波山死体遺棄事件:留置所内で容疑者自殺> 筑波山死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕され、茨城県警つくば北署に勾留(こうりゅう)されていた宗教団体幹部加山成美容疑者(30)が18日午後10時ごろ、県警つくば北署の留置所で首をつって自殺した。16日の団体本部全焼に続く加山容疑者の死亡で、捜査は暗礁に乗り上げた形となる。 関係者によると、加山容疑者は留置所内で、着ていた服で首をつっており、搬送先の病院で死亡したという。 捜査本部では、団体関係者から話を聞くなどして調べを進めていく方針。 (2026年1月19日)
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