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作品名:潮風のセレナーデPARTUバトル編 作者:HAPPYソフィア

第23回   いつもいつもオッパ
皆のいるテーブルの席に戻ってカノンは、ソンジェ達が、こっちに

  向かっている事を伝えた・・・カノンは怖くて、テファのTシャツの

 端っこを強く握りしめていた・・・・


    皆もどうしたものかと考え始めた・・・

  テファは、「こうなったら、先手必勝法で行こうか?」

         と言って、笑顔で話しだした・・・・

   
        一同は、先手必勝法??と言葉を繰り返した・・・


  テファ:「だっていつまでも隠していても、いつかはバレルし・・・

        余り良い事も起きそうにもないから・・・・

                         ならば・・・

            正々堂々と・・・開き直って楽しんだ方が良いかも

            しれないし・・・自分たちの夏休みを誰と

            どう過ごそうが自由だと思うんだ・・・ビクビクする

            必要は無いと思うし・・・向こうが探しだす前に、

             向こうをおびき寄せ、待ってましたよって言う感じ

             でいようじゃないか?」と言って笑った・・・


   更にテファの言葉が続いた・・・・

           

         「向こうの目的は何かを考えてみたんだ・・・

               つまり僕とカノンだ・・・・

            ユリは、どうやら、李家のお嬢様二人?いや、恐らく

            李ヘジャとはライバル?関係だと思うよ・・・

           だから、今までユリが手にしているもの全てを奪おうと

           しているんじゃないかな?

            ユリは今、プライドもぐしゃぐしゃになっている筈だ・・・



           そしてユリは、ヘジャに対して、物凄く恐れていた・・・・

            自分の好きな物・大切な物・手に入れているものを全部

            ヘジャが持って行ってしまうって言っていたから・・・・・



             ユリは確かに我儘で華やかだし、意地悪な部分もあるが

             人の物を徹底的に奪ったりはしない・・・割と素直で優しい

            部分も一杯あるんだ・・・・留めは刺さないし・・・・

             次に狙うのは・・・恐らく、僕だ・・・・

          皆にはナルシストと思われるかもしれなけど・・・・

     ユリは僕の事が好きで、出来たら結婚したいといつも言って



     いるからだ・・・・ユリの父親からも、姜IT企業を継いでユリ

              とともに人生を歩んで欲しいと言われていたし・・・・



        でも・・・僕は・・・・いや、僕はユリとは幼馴染みと言うか

              兄と妹みたいな関係で・・・恋愛感情はないんだ・・・



              ユリはかねてからスンミに、テファは私の物だと言って



      自慢していたから・・・次にヘジャが狙うのは、僕だと思う・・

              スンミも又、僕に対して恋愛感情を持っている筈だ・・・

              大学に復学してからも、何度もストーキングされたし、



     高価な贈り物やファンレターなど、山のように貰ったから・・・

      今回、カノンと旅をすることを知ったヘジャ・スンミそして

              ユリは、怒りの矛先を、カノンに向け、そして救いを僕に

               求めているに違いないと思ったんだ・・・

              だったら、逃げるより堂々と立ち向かって、、、救いの



       言葉を僕から先に、三人に伝えれば良いんだと思ったんだ。

               カノンに対しても、僕は妹と言う感情だと伝えれば、



               落ち着くだろうし・・・・」


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