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作品名:愛のロジック 作者:bk201

第5回   5
じゃあ、私たちは映画見てるから、終わったら電話するから此処に集合ね。」
親と約束を交わして、僕と春は遊びに行った。

「なあ、まず何処行く?」

「ゲーセンいかね?」

「良いけど、そんなに金持ってないよ?」

「大丈夫、俺持ってるから。」
そう言って、春は僕の手を引っ張り本屋の隣にあるそこにつれて行った。

「何とってほしい?俺結構うまいよ!」
春が自慢げに言った。

「じゃあ、このウサギの人形とってほしい。」

「匠って女っぽいな。」

「春にだけは言われたくないよ!それにこれは妹が喜ぶと思って。」
僕は、言い訳をたくさん並べた。
でも、そんなこと春は聞いてなくって、僕も言っていてなんかめんどくさくなってきたので途中で止めた。

「ほら、とったぜ匠が欲しいって言ったかわいいお人形が。」
春は、僕のことを茶化しまくって、この後もいくつかのUHOキャッチャーをして、その後、対戦ゲームを二人でした。

「なぁ、プリとろうぜ。」

「男二人でプリって悲しくないかな?」
僕は、笑いながら半分冗談で言った。

「まあそうかもな。」

「あっ春君じゃない?」
突然声がして振り向くと、楓と幾人かの男子に女子が春に声をかけてきた。


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