ある夫婦に一人の子供が産まれた。父親は、プロ野球球団から声がかかったほど のすごい投手だったが、肩を壊して夢をあきらめた。そんな、野球をしてる父に 惚れた母と結婚した。 『美佐、俺は息子が産まれたら絶対野球をさせたいんだ。』
『絶対、あなたの子だったら、すごい野球選手になるわ!』
しばらくたつと願いが通じたのか、妊娠した。
『あなた、今日お医者様に聞いたら、男の子らしいの』
『本当か!!よくやった、美佐。ヤバい!すげぇ、うれしい!』
しかし、妊娠8ヶ月後。。 『は、破水・・』
『破水したのか!?救急車、救急車』
すぐ緊急手術にに入った。。
『先生、妻は?子供は?』 『なんとか、奥さんもお子さんも命をとりとめました。しかし、お子さんは未熟 児なため、まだ予断が許さないのと、、奥さまは妊娠はできません・・』
『そんな・・』
その子は命をとりとめたが、右足に後遺症を残した。 三歳になったころ、少しずつビッコを引きながら歩けるようになった。
休日に、近くの公園に父と散歩に出かける。。 『昌樹、良い天気だな』
『うん。お父さん。』
しばらく歩くと、 『あれ、お父さん?』 父は立ち止まってある親子を見てた。
『父さん、投げるよ』
『ナイス!ピッチング』
キャッチボールをしていた。
『父さん・・』 その時、振り返ったときにものすごい哀しい顔をこちらにむけた。。 それから、父は一切息子に関心をもたなくなった・・。
『はい。お疲れ様でした。以上です。ゴーグルを外してください』
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