あるところに、ポポロという少年がいました。 ポポロの住む国には、自分の夢を1つ実現してくれるという仙人がいると言う噂が流れました。 お母さんは言いました。 「ポポロはもし夢を実現してもらうなら何をお願いするの?」 考えた事もなかったポポロは願い事を考えながら旅に出ることにしました。 旅の途中パウロと言う少年に出会いました。 パウロも仙人を探しているので一緒に探すことにしました。 「格闘家とかどう?」とパウロが言いました。 挑戦してみることにしました。 ジムに行ってトレーニング。やってみると楽しかったようです。 他の夢も色々捜して見る事にしました。 じゃあプロ野球選手とかどうですか?」 挑戦してみることにしました。 街の野球チームに混ぜてもらってやってみました。これも楽しめたようです。 画家はどう?」。 ポポロは絵を描くのが大好きなので、とても楽しめました。 そのあと音楽家、医者。料理人。他にもいろいろやりました。 夢は決まりましたか? ポポロは困りました。まだ夢は決まらないようです。 しばらく悩んだ後ポポロは言いました。 「今の夢はないな〜それに夢って叶えてもらうものなのかな〜?」 僕は自分で夢を実現するよ」 パウロは驚きました。そして感動しました。 「こんな純粋なこがいるとは・・・。」 その瞬間パウロは少年の姿から老人の姿をかえました。 なんとパウロが仙人だったのです。 夢を叶えるためポポロをずっと見ていたのです。 「なんでもいいから願いを言いなさい。このままでは帰れない。」 ポポロは必死に考えました。 そして言いました。 「一緒に遊ぼうよ!」 それが今のポポロの夢。
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