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作品名:実際にあった事件〜児童虐待〜 作者:羅夢姫&神楽嬢

第8回   8
花火大会当日…

私は朝から大変だった。娘の“彼氏も来るから浴衣を着たい”という
強い要望で慣れない着付けに悪戦苦闘だった。
浴衣は着せたが途中で着崩れすると困るので念のため
ビブレにある呉服店により着付けを見てもらい少し手直しをしてもらった。

そして待ち合わせの15時…。
長男は普段家族が遊びに行っても自分だけいつも留守番でどこにも遊びに
連れて行ってもらってない事もありとても楽しそうで大はしゃぎしていました。

そして花火会場に着き、場所取りを済ませてそれぞれ分担し飲み物や食べ物を
人数分買い、たわいない話をしながら花火が上がるのを待っていた。
長男は娘と息子、娘の彼氏と楽しそうにフライドポテトを食べさせあいながら
はしゃいでいた。

そしていざ花火が上がり始めた頃、本来来る予定だったもう1人の知人から
“今、モザイクにいます。どこですか?”と連絡が来た。
その後、何度か電話で場所を説明する度にモザイク周辺に迎えにいったが
出会えず、その様子に苛立った娘と娘の彼氏が“うちらが迎えに行くわ。”と
言って迎えにいった。残った私達はビールとつまみを手に花火を見ていた。

しばらくして娘と娘の彼氏が知人を連れて戻ってきたが、二人とも機嫌よく
行ったはずがとても不機嫌そうに戻ってきた。
知人は友達と“大阪キング”に行っていた様で友達と一緒に来た。
私は知人の事よりも娘が彼氏と迎えに行く途中で喧嘩でもしたのかと
心配していたが二人は普通に楽しそうに笑っていた。
その様子を見て私はあまり気にしていなかった。


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