後日、和気さんと同じ団地に住む知人から和気さんが虐待をしていて その件に私が関わっていると聞いたが本当なのか、もしそうなのであれば 何故、警察は近所に何も聞きに来なかったのかと聞かれました。
私は知人に言われた事を娘に話しました。 娘は皆が一生懸命やってきた事に対して、警察が近所に聞き込みを していなかったことを知り、かなり怒っていました。
後日、娘は私に相談なく彼氏と一緒にこの話を印刷した用紙を持って 明石警察に乗り込みました。そして“警察の捜査ミスだ”と主張したそうです。
ですが、警察側は児童相談所や病院、小学校側、両親、長男に話を聞いた上で “虐待はなかった”という結論を出したそうです。 詳しく聞くと、和気さんは精神病だと言う事になっていたそうです。 その結果、両親に対し“注意”という形で処理したと言ったそうです。
娘は納得がいかず“何もなければ騒ぎはおこらないですよ。あんたら警察は 何やってるんですか。では、証拠さえなければ罰せられずに済むのですか” と聞いたそうです。
警察は“物的証拠や実際に事件にならなければ何も出来ないんです。” と淡々と答えたそうです。
娘は“何故、母や母の知人達に話も聞かずに勝手に片付けるのですか。 「虐待してるんです」と自分から言うバカはいないですよ。 手遅れになってからじゃ遅いんですよ。こんな事が通用するなら 警察も法律もいらないじゃないですか。”と言ったそうです。
警察は返事に困っていたそうです。
娘は“じゃぁ、私が和気さん達をどうしようが証拠残さず、 病んでるフリしたら罰せられないと言う事ですよね。”と言ったそうです。 警察は娘の言葉に頭を抱えていたそうです。 娘は警察の対応に腹が立ち、机を蹴って帰ってきたそうです。
私は娘にその話を聞き、和気さんが私や関わった知人とすれ違う時に 鼻で笑って通る姿を警察に見せてやりたいと思いました。
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