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作品名:実際にあった事件〜児童虐待〜 作者:羅夢姫&神楽嬢

第14回   14
そして翌朝、長男の学校に連絡しておかないといけないと思い
学校に行ったのだが学習発表会の振り替えで休校でした。
学校の連絡先を知らなかったので悩んでいると小学校の横にある幼稚園に車が
入っていったので呼び止め理由を話し学校に連絡を付けてもらうよう頼みました。
私はそのまますぐに病院に向かいました。
病院に行く途中で小学校の校長先生から“すぐに病院に行く”と連絡が入りました。

そして病院に着き、しばらくすると校長先生と教頭先生と担任の先生が来ました。
校長先生が今までのいきさつが知りたいと言ってきたので今までの事を話すと
涙ぐんで何度もお礼を言ってきました。
校長先生は長男に会い少し話をして教育委員会に行きました。
しばらくして私は和気さんに…  
     
「旦那さん、まだ連絡つかへんの?」  
と聞くと思い出したかの様に電話をしました。
そしてやっと連絡がついた様ですぐ旦那さんも来る事になったのですが
我が子が大変な状況だというのに和気さんは他人事の様に…  
     
「何か中がグチャグチャやってんて。何か入院するらしいから…
お父さんもちょっと来てくれる?」
と話していました。その様子に腹が立ち、旦那さんに聞こえる様に…
     
「ゴチャゴチャ訳の分からん事言うてんと来い言え」
と言うと旦那はしぶしぶ“行く”と答えた様子でした。
私はすぐ娘と関わってきた知人達に連絡をしました。
すると和気さんは私に…
     
「見捨てんといてな…助けてな…」
と言ってきました。私が…  
     
「ホンマにいいねんな?とことんまでやるで?」
と聞くと深々と頭を下げ…  
     
「お願いします」    
と言ってきました。

しばらくして旦那さんが来て急遽、話し合いをすることになりました。
私が…
     
「赤の他人が言う事でもないけど…」
と言うと旦那は…    
     
「ああ、そしたらいいです。他人は…」
と言ってきたので態度に腹が立ち私は…  
     
「ええ事ないやろ!あんた等どんな神経しとん?」
と言った。旦那さんはきょとんとしていました。私は…
     
「もうすぐ娘と他の人達も来るから話をしましょう」
と言うと旦那は和気さんを見て…

「何のや?」 
と言いました。和気さんが…  

「私等がやってきた事やん…」  
って言うと…    
     
「何の事?」    
ととぼけました。私は何の罪悪感もない様子に腹が立ち…
     
「もう、とぼけるのやめたら?」  
と言ったが旦那は何の事か分からない様子でした。
しばらくして娘が来たので娘が来るまでの状況を話しました。
その後、少し遅れて娘の会社の人と私の知人が来ました。
そして6人で話し合いが始まりました。


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