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作品名:実際にあった事件〜児童虐待〜 作者:羅夢姫&神楽嬢

第11回   11
その後、いい気分になっていた私達は知人の提案で
カラオケに行くことになった。
しばらく空いてるカラオケ屋を探したがどこも満室だったので
明石のジャンカラに行くことになった。
長男は初めて行くからか嬉しそうにはしゃいでいた。
知人は和気さんに…

「和気さんは帰ったほうがええんちゃう?」
と言った。和気さんは私に…

「私も行きたい。後で返すから立替とって。」
と言った。私は…

「私もそんなに持ってないし…和気さんは帰ったほうがええで。
ヒロだけおいて帰り。ちゃんと帰り送るし。」
と言った。和気さんは…

「それやったらヒロも連れて帰るわ。ちゃんと約束した日に返すから。」
と言った。私は…

「前にも“約束した日に返す”って言ってなかなか返さんかったやん。」
と言った。和気さんは…

「絶対ちゃんと返すから。」
と言った。私は…

「もし来るんやったら旦那さんに連絡入れた方がええんちゃうの?
やっぱり時間が時間やし心配するやろ。」
と言った。和気さんは…

「ええねん。」
と言って笑った。

そして、私が立て替える事になり、皆でカラオケに行き
2時間散々飲んで騒いでその日は帰った。


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