私は血を飲むのが大好きだ。 ドラキュラというわけではない。子供の頃から血を飲むのが好きだったのだ。 この真っ赤に滴るエキスを見ていると体中の血が滾り、軽い興奮を覚える。 溢れてこぼれたところをぺロリと一舐めし、その味を舌で確かめる。 あぁ……なんておいしいんだろう…… 独特の鉄の香りと、さらさらとした舌触り…… 純潔の乙女から搾り取った採れたて新鮮な血を舌で堪能した後、今度はのどを潤すために一気に飲み干した。 のどから体中に染み渡るのを感じつつ私は…… 「どうでもいいけどさっさと飲めよ気持ち悪い」 友人に注意され、僕はアブノーマルな気分だけを味わいつつトマトジュースを一気に飲み干した。
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どうもこんにちわ〜。今回は使い古されたベッタベタのネタを使ってみました。 最初はなんとな〜く長編のオカルトものを書きたい! という衝動の赴くままに書いてたのですが、挫折し、こんな風になりました。 こんな男が小説家をめざすなんて、片腹痛いにも程があると言われそうなので、内緒にしておきます。 誰にも言わないでください。いいか! 絶対内緒だからな! 絶対だぞ! というわけで、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。 そろそろ10行以上のお話も書いてみようかな。
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