「ここから、紙で作った花がいっぱい落ちてくるような演出はどうかな?」 私は胸を弾ませながら彼に提案してみる。 「扉から登場する時にはね、白いスモークと一緒に幻想的な雰囲気の中、私たちはそこから腕を組んで登場しちゃうのよ!」 私はそのシーンを頭に描きつつ、彼に向かって満面な笑顔を送る。 彼は照れくさそうに笑い「もう、気が早いな加奈子は」と言いつつ私を抱きしめる。 私は彼の暖かい胸に抱かれながら、これからのことを思い浮かべる。 子供は二人いて、私はずっと幸せいっぱいな生涯を、この人とおばあちゃんになるまで過ごしていくという…… 「……姉ちゃん何やってんだ?」 「……結婚式の式場を選ぶ時の予行練習や……」 今年35歳になる私が、最近よくやってる遊びです。
----- ニ連続投稿ニ個目
どうもこんにちわ〜。 さっきぶりです。ここのスペースはいつも載せた時に書いてあるんで、誤字が多いです。 他のあとがきで誤字に気づいてるのもありますけど、あえて放置してあるのは作者の性格の現れです。いいかげんです。はい。
最近、ストックを作るようにしていたのですが、なんか国語の宿題をやっているような気分になりました。 ストックがなくなると、不安で仕方ないです。 けど、あえてストックを開放したくなりました。自分の限界に挑戦するのだ! というわけで、ここまで見てくださってありがとうございます。 次回またお会いしませう〜。
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