今朝、私は目覚まし時計によって起こされた。 りんりんと鳴り続ける目覚まし時計に、自分の手がはいずるように伸ばしてスイッチを押した。 しかし、目覚まし時計は鳴り止むことはなく、いつまでもりんりんと鳴り続けていた。 私の寝覚めは機嫌が悪いのはいつものことである。 カチカチと何度スイッチを押しても鳴り止むことのない目覚まし時計にイラっときた私は、目覚まし時計を壁に投げつけた。 目覚まし時計は壁に激突したが、それでも時計は鳴り止まなかった。なんだか恐くなって布団を頭からかぶって音から遠ざかろうとした。 しかし、目覚まし時計の音はますます大きくなっていき、頭の中にガンガンと鳴り響いた。 もうやめて……もうやめて……そう願っていたところで、唐突に目が覚めた。 布団の上で呆然とする。なんだ夢の中で目覚ましの音を消そうとしたのか。 今もけたたましく鳴り響いている目覚まし時計を寝ぼけた頭で見つめる。スイッチ押してちゃんと音が消えるかなと、ちょっと不安になった朝でした。
----- ニ連続投稿一個目
どうもこんにちわ〜。 今日は久々に連続投稿です。まあ5,6話のようなつながりはまったくないストックの放出です。 今回の話は、実際にあったことをネタにしてます。 あれぶっちゃけ恐かったです。もっといい夢で目を覚ましたいです。 というわけで、次回に続く〜。
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