通勤中、いつも通る道の建物の壁にはでっかい鏡がある。 壁一面にでかでかとくっついており、私はいつもそこで自分の顔を見て通り過ぎる。 ある時は髪型を気にして立ち止まったりもする。 ある時は通り過ぎながら変な顔をしてみたりもする。 たまに、鏡の前で自分の体型を気にしてみたりもしていた。 そんなある日、私は遅刻しそうになりいつもと違う道を歩いて進んだ。 いつもの鏡の前を通らず、鏡の裏側が見えるコースを進んだ。その時初めて、鏡の裏側から見ると表が丸見えだということに気づいた。 いつも見ていたものは鏡ではなく、マジックミラーだった。 ふと、建物の中の店員さんと目が合ったと思った途端、店員さんは私を見て吹き出した。 私はいつもこの人に向かって変な顔をしたりあああああああああああああああああああああああああ。
----- ザ・文字埋めのコーナー
どうもこんにちわ〜。 今回の話は、私の近所の床屋さんの壁を見て思いつきました。 みなさんもこんなトラウマがある人もいるかもしれません。 私は、ある。
思いつきと勢いだけで続けたこの小話も、ついに15回もやってしまったわけです。 その時は自信を持って掲載していますが、もっと捻れば、もっとおもしろく書けるんじゃなかったのではないかと、掲載する度に思います。 そういう風に考えられるようになっただけでも、こうして続けてきてよかったと思います。 これからもまだまだおもしろいもの書くぞー! えいえいおー!
というわけでここまで見てくださった方ありがとうございます。 期待してくださっている方がいることを心から願いつつ、次回へ続く。
|
|