この文章は全てフィクションです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝54」
サイクロプスコックローチ
最大級のゴキブリである 公式に確認されてはいないが 最大で体長12Cm体重50gのものが 発見されたことが有るそうである
その他のゴキブリ類と同じように 頭部の左右に目が存在するのではあるが 極端に小さく且つまったく同色であるため 頭部そのものが巨大な一つ目に見えることから こう呼ばれるようになった
近年世界中のあらゆる動物が 保護条約に違反しなければ ペットとして飼われるようになってきているため このような昆虫も 専門のペットショップで比較的容易に手に入る その中でも このサイクロプスコックローチは人気で 漆黒の重戦車と呼ぶに相応しい重厚な容姿に 子供達は釘付けである 飼育も簡単で 活動温度17℃~35℃と幅広く 餌は人間の食べる物ならほぼそのまま食べる
しかし 飼育する上で注意しなければならないことは 決してつがいで飼わないことである おそるべき繁殖力で 瞬く間にケ−ジいっぱいに増える この時繁殖優先状態に入るため 体の成長上限が下がり 小さい個体のまま成虫と化し さらに加速がついて繁殖する この点が飼育上の難点であるので 飼うときは一匹だけで飼うことが肝要である この強い繁殖能力を持ってしまったおかげで 薬品開発の実験用として 人間に重宝されている
ちなみに 原産地では食用として市場に出回る 生きたままでは取扱いが困難な為 主にサッと素揚げにしたものが そこかしこの露天に並べられる 自分で食するときは さらに火を通してから食べることをお勧めする 私の場合 スパイスを混ぜた衣で唐揚げにしてみたが 身に厚みが有るためか 思っていたよりもパリパリにならず 中身のホックリした濃厚な味わいが 美味であったのである
追記 オプテ○○クブラス○は撃たないのである ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この文章は全てフィクションです
|
|