20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:フツウの顔の中国 U(2010年) 作者:あるが  まま

第25回   25 上海万博報告その3
25 上海万博報告 その3

 多くの人がアメリカ館にも期待して並んだ。しかし、そこはアメリカ人の中国語による解説と映像を三箇所に移動させられて観るだけだった。
 オバマ大統領、クリントン国務長官も映像の中ででメッセージを送っていた。が、何とも簡略化された感じのモノだから、多くは「騙された」となる。
 それでも私は並んで見てよかったと思っている。これが今の米中関係の一端だと感じ取れるからである。
 アフリカ諸国の参加は歴代最高数に上ると言う。これも、中国とアフリカ諸国のそれぞれとの半世紀近くにも上る交流の歴史の反映だと思えば、理解は出来る。ちゃちな感じの内容しかない国も多い。それでも連ねた国名の多さを見物客は感じ取っていよう。 中南米然りだ。ベトナム館を観る人が少なかったのは驚いた。今の関係が反映しているのだろうか。
 日本館も韓国館も3時間以上並ばないと見れない。だから今回は止めることになった。
 一度行けば、雰囲気を実感できる。二度行けばその分見ることが出来る。単純な話だ。


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 10233