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作品名:フツウの顔の中国 U(2010年) 作者:あるが  まま

第23回   23
23 上海万博報告その2

 日中友好協会福岡県連の土楼等見学団が上海浦東空港に着いた。学生お勧めの記念腕紐を持参する。はめる過程で殆どの人が私より脳も手先も健全だった。日本からの飴や折紙をも頂いた彼ら懐かしの人達とは、万博前に新築なった虹橋空港で別れ、そこの地下鉄駅から初乗りして赤峰路駅降りてすぐの宿舎に戻った。
 翌日「東京のお母さん」である阿部さんと万博見物。60歳以上の万博入場料は100元だが、ネットだと更に安くなる。
 期待以上の館、失望の館、色々。最大の参加者数を誇る中国館は朝6時半に並ばないと入館不可との噂。そこで早起きし朝6時過ぎ一緒にまずは会場外に並ぶ。7時に入場し9時に中国館入館券を取得。数人前にいた阿部さんは午前10時半の券。なのに私は午後3時半の券。理屈も不明。午後、管理されたシステムの中国館に並んで入る。宋代の名画を元に、人・馬・駱駝・船等が動く動画にした壮大な時代絵巻に見とれ、「変化躍動」する中国の近未来像を考えた。


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