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作品名:春節前後を行く《旅は遥かなる記憶を蘇らせる》。 作者:あるが  まま

最終回   18  距離の記録
18  距離の記録  
  
 この間の行程とそれぞれの距離を書いてみたい。
蘇州(78)上海(3649)ウルムチ(246)烏蘇(15)蘇里更(15)烏蘇(246)ウルムチ(426)コルラ(171)輪台(560)民豊(298)和田(488)カシュガル(488)和田(298)民豊(560)輪台(258)トゥクソン(70)トルファン(80)ルクチン(50)火焔山(366)ハミ(300)柳園(130)敦煌(16)莫高窟(16)敦煌(20)影視城(20)敦煌(130)柳園(910)ウルムチ(3649)上海(78)蘇州
 距離については、バス停その他で写したものだが、正確でない所があったら訂正する積りだ。

 一月の二人旅でも、1万qを超していた。日本に帰らないのは、こうした旅の余得を承知しているからだが、今回も予測をはるかに超えた旅であった。お金の件で言えば、この二度の旅で給料の半年分弱を使っているのだから、貧乏旅と言えど、贅沢をしていることに変わりはない。
 人は、良くも悪くも予想外のことに絶えず見舞われる。そして、その過程で色々学び、且つ昔のことを次々に思い出し、また賢くなっていく。
 西域、シルクロードの旅は、何人かの希望者もあった。でも都合が合わずに私の一人旅になった。一人旅の有利さを活用できた旅だったと言えようか。
 良くも悪くも、といつも使うけど、体験していくとは概ねそんなものなのだろう。
 この春節休みが終われば、すぐに仕事が始まる。旅の余韻にいつまでも浸ってはおれない。まだ会ったことのない学生たちもいる。楽しみな授業のことをこれから具体的に考え続けよう。
 (旅の話は、これでひとまず終わり。3月に入ったら、『フツウの顔の中国』の続きを「その2」として4日に1度の割で投稿していきたい。)


 


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