これは『森からの声』たる作者フォン=マンハイムが『森からの声 B面』投稿時に『最終回』のチェックを入れ忘れるという失敗をしたために生まれたページである。
本作『森からの声』は2008年の秋頃に作られた。 第一作目である『森からの声 A面』はヒマで死にそうだった私が、ヒマつぶしの戯れに2時間ぐらいで思いつきで作った。それから一ヶ月程をかけて『森からの声 B面』を作る。 一作目『森からの声 A面』ができた当時、姿のない登場人物である『声』の奇妙なキャラクターが思いつきで作ったわりには良い感じだったので、この『声』を再登場させるために『森からの声 B面』を作りだした。
いささか稚拙ながらも『森からの声 B面』を『森からの声 A面』とは対称的に作るように心がけた。上手くいっているかどうかは、読者の方の判断にまかせる。
第二作目完成時にはその続きとなる作品かもしくは関連した作品を作ろうかと思った。 『第二作目で森から帰ってこれなくなった人物の妹が、斧や鉄砲、油、たいまつを使って、森ひいては『声』からバイオレンスなやり方で兄を助け出す』といった第二作目の展開を助けるもの。 『森の近くに捨てられた赤ん坊を『声』が拾い上げ、『声』なりの方法で立派に育っていった赤ん坊は、森の外に対する好奇心から親である『声』から巣立っていく。巣立っていった子供は色々な冒険や経験のはてに森と『声』が生まれた事件を見つけ出す。子供は森と『声』を解き放つために、森に帰ってきて『声』との対決をする』という長めの話を考えていた。 が、そのどちらも中々魅力的なので書こう書こうと思うもののかなりの時間が経過していってしまい、終には書かずじまいである。
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