「calmly」
それでも冷静な自分がいる
どう足掻いても
運命に身を任せるしかない時を
魂は知っているから
それでも心は自由で
それは希望へと繋がる
どんな形で拓くかはわからなくても
忘れよう 忘れよう
卑しき輩への憎しみに
心を支配されないように
現実を砕かれても
心まで砕かれないように
魂を作動させて
魂を作動させて
＊ ＊ ＊
「tikyuu」
夜空の星々は
ここから観ると
その輝きは
冷たくて
恒星は人などひとたまりもないほどの
高温で燃えているものなのに
どうして
宇宙は
寂しく
映るのかな
あまりにも広大で計り知れなく
人など砂粒よりも小さく思えるからか
今もあの夢を観る
星々を纏い
地球がどこか
わからなくなる夢
ここは愛おしい愛おしい惑星なんだ
きっと自分として唯一の個を慈しめる
135億年かけて
自己として
現れることのできる
（01610/11）
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