「revolving lantern」
時々思う
もしや今は落下しゆく時に
永らえたら
どうあったのかな
という想像をしている途中なのではと
回り灯籠のような
あまりにも不可思議なことが起きるので
幼い私は星と語らった
心もとない足場で身を乗り出して
見上げた夜空は透明だった
階下をみれば漆黒の闇が広がり
星々に諭された
でも今は落下しゆく時に
永らえたら
どうあったのかな
という想像の途中にあるのではないかと
回り灯籠のような
そんなふうに思える
もう一度闘えるかな……
* * *
「FIGHT」
明日この気持ちが消えていないように
もう一度闘えるように
あらゆる嘘と裏切りへの
憎しみの業火に自身を焼いた
そして今一度思い直す
闘うのは自身の弱さ
生きゆくために
ここにあるものを守るために
(0160628/29)
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