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作品名:繋ぎあわせる物語 作者:鳴瀬羽迦

第66回   〜 short interval of silence 〜







  伝えたい言葉を 探していた






* * *






「Realistic dream」

どんな光景が映っているのだろう

ステージの上の貴方の瞳には

その時空の後方までを見つめている

その時空の全てを包み込むように注ぐまなざし

その一点であれることに気持ちは満ちて






「Arcanum」

舞い戻ってきた夢の中に

明日への力を探すの

強く居たいから 強く在りたいから

それでも心のどこかで

その夢の中に眠りたいって

もうひとりの自分が 囁くの






「夢の後」

振り向くと 眩しい光が溢れていた

さっきまで そこに居たの

さっきまで その夢の中に

一万二千人の熱の 渦の 一点となって

今は夜が降りてきた街に 解き放たれ

今度は人込みの 一点となって

また戻ってくること誓って 現実の扉開いた







* * *






  g r a t i t u d e .  









  






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