空 優しい 水色
『resign』
空が優しい
痛んだ心がとけていくよう
キミはどこかで幸せに暮らしているのだろうか
月日ばかりが過ぎて
ときどき こんなふうに泣くんだ
あの日と おなじ水色の空をみあげて
忙しさが 忘れさせていること
忙しさに 助けられているのか 逃げ込んでいるのか
軌道修正できないままに 離れてゆく
取り戻せない時間も
星の寿命に比べたら ほんの一瞬なのに
果てのない海のようだよ
キミの乗った船はもう水平線の向こうに消えた
不器用すぎて泳げない私は 飛び込むことできなくて
今も この海岸線をいったりきたり
このまま砂に埋もれるんだろう
キミがどこかで幸せに暮らしてるなら それでいい
悪しく思われようとも
ほんとうの気持ちが伝わらなくても
キミがどこかで幸せに暮らしてるなら それでいい
* * *
シルクみたいな 雲 纏って眠りたい
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