八十八夜。
『slight』
髪を乾かしながら 考えていたの 昨日のこと 明日こと
浮かぶ応えは どこか非現実的で
偽物だった 信じていた手を 離した まだ迷う 放たれたのは 自分の心だった
5月を迎る夜に 巡らせる 想い どこへ 閉じた部屋は なんだか亜空間で
時を戻せるのなら 形ないときまで 還りたい 何も知りたくはない 怒りも 哀しみも
時間が瞬く 回帰してゆくよう でも まだ詩う ほどけるまで この心が
夜の窓を 開いて 月の光に 影を落す 淡くて 消えそうな 影を落とす
浮かぶ応えは どこか非現実的で
* * *
I don't have the slightest idea.
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