遠き未来から聴こえてくる 声…
* * *
「炎」
きっと この一年を生きる わたしの心
強き風に 吹かれれば 消えてしまいそうな
そんな 不安も抱えつつ それでも 轟々と
燃やしてゆこう あらゆる 雑念を焼べて
「ペテルギウス」
今生 スーパーノバを見ることできるかな
幼き頃より 語りかけていた 星座 その形を 変えるのでしょうか
天空の目印 冬の大三角は 友を失うのでしょうか
日々 辛きことも その大イベントを眺められるのかと期待する そのココロで
乗り越えられそうです 幼き頃からの 宇宙(そら)の道しるべよ
「UNIT」
耳触りのよい音楽を聴きに行こう
そこにまだ私の場所がありますように
心に凍みる旋律に浸りたい
ひとり涙したいライブだってあるの
そこにまだ私の場所がありますように
「solitude」
囁くような歌声と 明りを落とした部屋に 揺れるキャンドル
何を想う 昨日までの呼吸 明日の青い空 未来を思い描こうと
押しつぶされそうになる問題の中で 簡単な迷いに 気を紛らわす
髪をそろそろ 切ろうか伸ばそうか と 他愛もなきこと
宇宙(そら)は孤独ですか この星には こんなにも生き物たちがいるのに
その孤独は 変わらないものでした 自らであり続けるために
「君の眼」
明日の夢に浮かれていた あの頃
夢をたたんだ その人の気持ちがわからなかった
差し出された手に 引き寄せられることなく
それを さよならの握手として 離した
互いを見送る 二度と逢えないこと知らず
その瞬間には気づかないもの branch road
みつめていた 君の眼の力だけ まだ胸に刺さっている
* * *
ここは私の綴る物語 その内…
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