雪 * 手のひらで溶けた
『瞬く時に』
自分として感じることできること
今一度 噛みしめて 踏みしめて
私たちを取り巻く 今ある この世界を行く
この世界ある星を この星ある宇宙を 想う 自身の胸に
過去135億年の最先端に あなたは存在する
その先にはさらに 未曾有の時空が広がる
自身も 微塵なるものも 変わることなしに
それらを成す要員であること 呼吸するように感じて
私を生きる 私の場所で
あなたにあなたとして
逢えること 逢えたこと を喜びとして
そう思う そう想う
* * *
『appreciate』
繋いだ言葉のカケラと想いの破片
どのような物語が浮かぶでせうか
きっと 映りかたも 響きかたも
触れた人の心にあるものによって
違ってくるのだとそう思うのです
共鳴であっても不協和であっても
詩はココロを震わす点滅器のよう
各々の独自の心を起動するために
自我というものを持てるこの世界
自分として感じることできること
今一度 噛みしめて 踏みしめて
* * *
親しんだもの いつか形を変える 星座でさえ…
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