20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:繋ぎあわせる物語 作者:鳴瀬羽迦

第17回   appreciate






  雪 * 手のひらで溶けた






『瞬く時に』





自分として感じることできること

今一度 噛みしめて 踏みしめて

私たちを取り巻く 今ある この世界を行く 

この世界ある星を この星ある宇宙を 想う 自身の胸に

過去135億年の最先端に あなたは存在する 

その先にはさらに 未曾有の時空が広がる

自身も 微塵なるものも 変わることなしに

それらを成す要員であること 呼吸するように感じて

私を生きる 私の場所で

あなたにあなたとして

逢えること 逢えたこと を喜びとして 

そう思う そう想う






* * *






『appreciate』





繋いだ言葉のカケラと想いの破片



どのような物語が浮かぶでせうか



きっと 映りかたも 響きかたも 



触れた人の心にあるものによって



違ってくるのだとそう思うのです



共鳴であっても不協和であっても



詩はココロを震わす点滅器のよう



各々の独自の心を起動するために



自我というものを持てるこの世界



自分として感じることできること



今一度 噛みしめて 踏みしめて






* * *






  親しんだもの いつか形を変える 星座でさえ…

     










← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 21397