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作品名:繋ぎあわせる物語 作者:鳴瀬羽迦

最終回   _w_a_r_m_t_h__






  Season's Greetings and best Wishes for the New Year.






『_w_a_r_m_t_h__』





それでも私は生き
この先も歩いて行くのだろう


深まる日々の暮らしを
愛おしく想う


高価なものなどなにもないけど


身の丈にあった
手に馴染んだ道具たちを
愛おしく想う


そしてなによりもいつまでも
幼子の笑みを残し向けてくれるキミ


ほんとうはとても頼りになる存在と
成長しているキミ


この時間(とき)を
愛おしく想う


きっと私は生き
この先も歩いて行くのだろう






* * *






  愛おしいを英単語に直訳すれば
  とても単純でラブリーやキュート、チャーミングとなるよう。
  それでは愛おしいという胸の奥に感じる感覚と別物のように思える。
  胸の奥に感じるそれはなんだか温かい、温もり。




  日本語の機微なる感覚、そしてそれが胸にわかること
  なんて有難いことなのか。




  まだまだ逆風が吹く中に在りますが、
  自身にとってほんとうに大切なことだけが、
  傍に残り寄り添うのだと深く感じています。


  

  脈絡なく編んできた物語もやっと百と成りました。
  この頁に足を運んでくださった方、一度でも詩に触れてくださった方、
  心より感謝いたします。





  後書にかえて。







* * *






  また、いつか。










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