Creative Walk
小窓を開け放ち この海を眺める
砂の粒子に混ざり 辿り着く言葉を集めている
ざわめく波音の中にも 聴こえてくる
繊細な つま弾かれる音色 心を震わす波長
なにをか呼び覚まそうと しているの
忘れているような もどかしさの なにかを
この入り江に辿り着く 無数の砂粒 踏みしめて足跡つける
すぐさま 波に消されてしまうけど
洗われた海岸に 時々 あなたの言葉をみつける
そのカケラを 組み合わせて 物語りを編む
見たこともない 明日を見るために
ココロの中に 物語りを編む
_____________________________________ Matrix
焼けつく アスファルトの路上で
思い出している アルプスの風 泉の水に足を浸す感触
射るような 尖った陽射しの中で
思い出している 霧の朝の柔らかい大気 夏草の匂い
蜃気楼が 二分していく 現実と幻想
ココロはどこに置くべきか
引き戻されたり 押し出されたり
喉が渇く 頭痛というスイッチが入る
二分して行く視界 遠くなる雑音 人の声
なぜ過酷なまでに 昨日を踏襲しなければならないのか
今日には今日の生き方が あるはずなのに
路上の濃い影が 足を吸い付けて放さない
右へ左へと 人を運ぶ 暗黙の了解
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