remark
社会に流れる情報はまるで催眠術のように 私たちをその指し示す方向にまとめあげる。 そして、その目的は、行く先にあることは。 私たちはいつの間にか搾取されたり、 動向を決める道具みたいだったりするけど。
でも、いろんな生き方があるんだ。 (細かいこといえば社会のためにならない生き甲斐もあるけど、 それは今は横に置いといて…) 人の世界に必要なこと、生き甲斐、その期待感、達成感。 自身の心の栄養になる、心の丈夫になる、時に誰かの心も動かす。 その中に生きるのもよいかもしれない。 それを眺めて生きるのもよいかもしれない。
心に吹く風に震える その懐かしさに 胸に響く詩に涙する その愛しさに 私を守るもの その温かさに触れ
No.080207 ____________________________________________________________________________________
compassion
お洗濯物を干しているとハリエンジュの葉に
まだ縞の残る小さな小さなカマキリをみつけた。
目が合うと、いそいで葉の裏に隠れる、その不憫さ。
そっと回り込んで覗き込むと、一生懸命に構えている。
命を守ろうとしている姿の、その健気。
大きくなろうね。
私たちの根底には哀しさが流れている。
それは郷愁に似たような。
その哀しさは冷たくもなく不幸でもなく。
温かいものを心に生む、涙のような。
命ある世界の温もり。
No.080629
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