思
なぜ月はそこにあるのかと問えば、
太陽系の成り立ちから説明する人もいるだろうし、
貴方が見上げるためにと答えてくれる人もいるだろう。
柔らかな月の光が貴方の傷んだ心を癒したなら、
月は貴方のために遥か昔そこに生まれたのかもしれない。
存在の意味は、それを問い感じる人の数だけあるのだろう。
問う人のための唯一の答えがみいだされ、
それは気持ちを強くしてくれる、前に進めてくれる。
でもそれは他の問う人のための答えにはならないかもしれない。
幾つもの立ち位置があり、幾つものみつめる方向がある。
その人々の思いは糸のよう、時の風になびいたり、
織り上げられ世界を形作る、時代の模様をみせる。
No.070827 ________________________________________________________________________________________________
白いブーツの人
子供とタイムマシンの話をしていて思い出した。
むかーし、まだ私が子供の頃、一人で留守番をしていた時のこと。
部屋でなにかしら夢中になって遊んでいると、
ふと人の気配を感じて、隣に続くダイニングキッチンの方を
パッと振り返ってみたのです。
すると洗面室の入り口に誰かが立っているではありませんか!!!
というより、その人は、私が振り返った瞬間に
頭の上からスーッと消えていったように見えました。
身体は青白いシルエットでしたが、私の目が捉えたのは、
膝くらいから下で、ブーツのような靴を履いる様子です。
そしてその足はつま先までスーッと消えて行きました。
びっくりしたけど怖くはなかったのを覚えてます。
その時は幽霊というより、宇宙人(?)なんて思ったのです。
幽霊は足がないって聞いていましたから、でも、その人は足だけ…
といいますかブーツを履いているようにみえたので(笑)
そして青白く見えたゆえに白いブーツの人と記憶しました。
そうそう、それで子供が“未来の人はタイムマシンでもうきているよね”
なんて急に言うものですから、思ったのです。
もしかして白いブーツの人は未来からやってきた人だったのかな、なんて(苦笑)
それとも実際に人が立っていたのではなくて未来からの
ホログラムだったのかななんて(痛)
でも、なぜ、ウチにきたのでしょうか???
未来の子孫のご先祖見学だったのかもしれませんね、なんて(汗)
今の私には分からないことだけど、
あり得ないことでなく思える自分がいたりするのです。
No.070920
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