ウインドウショッピング
太陽のない日には
ウインドウショッピングに行こう
流行りのファッションは
心を癒してくれるかな
いろんな音が混ざり合って流れる
ショッピングモールの通路を泳いで
あっちふらふら こっちふらふら
目的なんて なんにもないの
だけど飛び切りお気に入りの何かを探して
そんな偶然の巡り会いを期待して
欲しい心に満足を注ぎ込んで飽き足らず
そうして気がついたら
買い物袋ばかりを両手に下げている
荷物の持ち手はかけた腕に食い込んで
作ったのは靴擦れとまめ
買うばかり 何も生み出さない
人の店を眺めて お客さまで終るんだ
ああ なんて人生だったのだろう
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イマジネーション
鎮まりかえった世界を歩く想像
甦る星空を仰ぐ夢
花の香り運ぶ風を思い起こす
透明な海の打ち寄せる波音
ざわめく樹々の折り重なる歌声
忘れてしまった昨日の景色
忘れてしまった感動する心
忘れてしまった自分自身
強く心を持たなくては強く強く強く
汚泥の中に埋もれても
思い描く光景はいつしか姿を現すから
再び星を飾るから
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