細胞の夢
生まれた時から 死ぬ時までの
この空間に自分がなぞる形を思ってごらん
それは宇宙の姿を構成する 大切な一部分
ねえ 誰に憎まれても 誰かに嫌われても
自分を貴く思いなさい
その場所を あなたとして感じられのは
その魂が目を開いた この一瞬
目を閉じれば 意識はノイズ
細胞の夢は あなたを取り込んで
そして 零れ繰り返す
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いつからだろう
いつからだろう 信じるという曖昧な心が消えた
何かに しがみつくように信じることはない
その信を鷲掴みする腕の付け根に 疑いの心があった
希望とは真逆の怯えが 手を伸ばしていた
いつからだろう 心をここに残して遠くをみつめている
目に映る人や物や風景の その向こうに繋がる幾重もの物語を
それともそれは 合わせ鏡に映った私の心なのだろうか
私でありながら 私でない鏡の中の自分
いつからだろう もう解き明かす必要を感じなくなったのは
人間は理由をみつけようとし 理由は創造される
演じたい役目の舞台が この惑星に形作られるのだろう
幸福を願うばかりではなく 幸福に暮らして行けばいい
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