wonderful one
いつかみたいに
風の流れ込む場所で
あんなふうに
ギター奏でるあなたを
みつめていたい
もしかしたら
今生なによりの
思い出の光景
詩心は
あの瞬間に生まれたのかな
あなたから
受け継いだのかな
遠い日の記憶は
夢の中のことのよう
遠い日の記憶は
汚れなく
あなたは誰だったのだろう
今は
心に響く音の中に
あなたをみつける
_________________________________ 命の波をみるように
蝉たちが 最後の夏を鳴いている
秋を含む風に 木々が揺れている
庭に舞い降りる雀たちは こぼれ種をついばみ
なんて綺麗なのだろう
動きのある世界 音のある世界
命の波が象るのをみるように
窓の内 静寂から感じている
陽の光 影の深み 木々の色 空を染める青
そう みつけてゆきたい 心に響くように 形容する言葉たち
そして あなたは どう感じるのだろう
木々を 生命を 空を 風を
満ちる魂は それぞれの感性に魅き寄せられ
ここに眼を開けたのだから
もっと みつけてゆきたい 心に響く 詩を 旋律を
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