introduction
ひとつの詩には
いくつもの想いが重なるのです
登場人物の
その私はあなたかも知れず
君は私かも知れず
僕はキミかも知れず
あなたとはあなたのことかも知れません
__________________________________ from sickbed
幼い頃 どんなに淋しくても
星に励まされて 夢をみた
いつだって星たちが
気持ちを大きく膨らませてくれた
未来へと
なのに
とても長い間 忘れていた
深い水の底に落ちた日
藻が絡みつくように
苦しくて何も見えなくなった
耐えきれずに
泣き叫んでいた声にならない声で
自分を捨ててしまえって
だけど
ほんとうは待っていた光が届くのを
宇宙へと導く
その光を
崩れそうな心と闘って
無理やりに微笑んでいた
そして手にしたものは
涙があふれる
抜け出せないでいる
失った時の中まだ 彷徨っている
深い水の底へ
引き戻そうとする力は
とても強くて
大切なものまだ 触れられるなら
まだ 許されるなら
星よ
もう一度 私を強く励まして
高く高くこの想いを
宇宙にかかげて
未来へと
今 消えてしまわないように
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