根
眼に映る 光の目映さに 想う
私たちの心は 宇宙に伸びる 根のようだと
私たちの枝のような 手足は
この惑星を もっと 豊かにもできるのだろう
宇宙からの 充分な栄養を吸い
根を断たれた植物は やがて 枯れてしまう
持てるエネルギーを 使い 果たしてしまえば
人間は 今 そんな植物に似ているみたい
花瓶での一生を 楽しむだけなのか
実を結ぶことを 知らない 花となって
でも 生命は強く 衰えることを知らない
いつも 新しい芽は そこ彼処で息吹をあげている
宇宙に還るとき 朽ちたものですら
新しい生命の 堆肥となるのだろう
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ハルモニア
辿って来た道 振り返ると いつもそこには 月があったね
痛む身体を 森と水が癒し 海は 心を広げてくれた
悲しい時は メロディになって 聴こえてくる歌に メッセージみつけ
どうして生まれて来たのかって 今も時々 思うけど
ただ なおざりに生きることも出来る でも より良く生きることも出来る
調和と秩序を持って この星の自然の環のように
これからも 月はそこにいてね 森と水は 蘇るよ
星たち 笑っているね 嬉しさを風に乗せ 運ぼう
歌よ 今 響いて行け
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