天地光陰
星の空を見上げて 何を 待っていたのだろう
月は言う そう 何も来やしないよ
星は言う でも 彗星をみせてあげようか
時間のポケットに ひしめく想い
わたしたちは 空高くに 光を望んでいた
太陽が言う 天より降り注ぐ光は 地の底を照らしはしない
心が叫ぶ この地の虚空より光を放て と
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響歌
悠久のときを この瞬間を 人は意識して知る
限られた時の中に 心を持つ意味は何なのだろう
この地の向こう 彼の地に立つ 誰かの哀しみも
此処に満ち 宙を覆うのを感じる
生命の律動と 宇宙の鼓動は 重なり響き
生み出した喜びを歌いたい そして傍らのあなたを包もう
哀しみを包含し 宙に満ち溢れるまで
連なり行く大気の中 彼方の人に届くまで
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