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作品名:詩抄 II 作者:鳴瀬羽迦

第8回   インタラクション/雨
     
     
     
     インタラクション
     
     
     
     
     水に手を浸し その冷たさを感じるとき 水の存在は際立ち
     
     
     しずくは 光を反射し 踊ってみせているよう
     
     
     誰も 水に触れるものなければ 水はただ在るだけで
     
     
     飽き足らなかったのか 寂しかったのかと 人としては思うのだけど
     

     触れるものの感覚が 触れたものを際立たせ
     
      
     触れたものは 触れるものの感覚を際立たせるかのようで
     
     
     
     
      
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     雨
     
     
     
     
     
     柔らかな雨は 大きな翼のよう
     
     
     大地をくるみ 降りそぼる
     
     
     この街も包まれ その街に暮らす 私たちの心も包まれ
     
     
     羽の下に まるで守られているように
     
     
     
     


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