ひだまり 冬の朝日の黄金色 部屋の中に満ち
柔らかな温もり 暖房のスイッチを切って 窓辺へ
レースのカーテンを透ける 樹々の淡い揺れる影の 繊細な模様
鼓動と呼吸を意識する
日溜まりに温もる ただそれだけで
生きているという幸福 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 焔 焔みたい 想いは 酸素と 燃料をくべ ゆっくりと 燃えている この身体を芯にして ときに 風に揺らめき 勢いを増したり 消えそうになったり 燃え尽きれば 残るすす でもそれは もう私の想いではないから 独り歩きする言葉も 面影も なにも残したくはないけど キミの手に 思い出が残るなら 生きていたという 命の燈り それだけを胸に 灯して
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