水源 ただ 浮き草を流し ただ 映る影に想い捕われて ただ 濁りゆく 全てを映す 全てを浮かべる その 湛えられた水であることを 忘れたまま その 水源の深みも 忘れたまま でも 水底では 絶えることなく 透き通る水が 湧き上がっている いつか 押し流すだろう そして 光を感じるのだろう _______________________________ かたむすび ああしたから こうなった こうしたら そうなる なんて 行ったり 来たり こうしなくちゃ そうならない そうなるには こうするべきだ なんて シミュレーション 思考の糸が からまって ほら 頭の中に かたむすび ちょっと ほどいてみませんか
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