ようこそゲストさん
■ 目次へ
作品名:
詩抄 I
作者:
鳴瀬羽迦
第10回
言霊/光
言霊
声となり 文字となり
羅列する 言葉たち
柔らかな音で 語りかけてごらん
言葉は じんわり 心に溶けて
君は 優しさを 知るだろう
硬い音で 吐き捨ててごらん
言葉は 鋭く 心を切り裂き
君は 痛みを 知るだろう
言葉は 人に 命 吹き込まれ
_______________________________
光
人の心も
あの遠い星の
光みたい
手で
触れることは
できないけれど
放つ光が
別の誰かの心を
震わせる
← 前の回
次の回 →
■ 目次
■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 3101