【ヒルダ・ノルドハイム】
セラフィムに乗船する女性科学者で、基本的には沈着冷静な才女だが、女性らしい一面も併せ持つ。レイバンRVー０１９や、ソドムシンク砲の改良を手がけている。
「ノルドハイム博士は美人なのに、何故結婚しないのか？」と船員達に不思議がられているが、１８歳の頃にソロモンと知り合い、そこから、ずっと長い間ソロモンを愛し続けているためシングルのままであった。
ソロモンを愛するがゆえに「最良の友人」という関係を貫き通している。
序曲では、「ソロモンを困らせてみたかった」という理由でとんでもないことを口にしたりと、可愛らしい一面も見せている。
だが、交響曲編で、ベルケネスウィルス性悪性腫瘍（癌）をわずらっていることが発覚し、余命は幾ばくもない。
『年齢』「序曲」では３８歳。「交響曲」では４２歳。
『身体的特徴』茶色の髪と知的な青い瞳。細身で知的な美女。ゲルマン系だと思われる。
『身長』１６７㎝
『出身地』惑星オーキスラ
【ナナミ・トキサカ（時坂 奈々美）】
セラフィムのレーダー通信オペレーター。実際にはかなり優秀なオペレーターであるが、やたらとお馬鹿な発言が多い。長いことリョータロウに片思いしているが、全く報われない。ハルカのゲーム仲間であり、パズルゲームにおいてはハルカと対等に遣り合える。オンラインＲＰＧゲームでは、ハルカとパーティーを組んで無敵のコンビと化している。
かなりのゲーマーと思われる。その反面、ピアノが弾けるという意外な一面があったりもする。リョータロウに女性問題（？）が発生するたび、凄まじい叫び声でライバルを追い散らす。お馬鹿だけど優秀。ある種のムードメーカーである。
『年齢』「序曲」では１７歳。「交響曲」では２１歳。
『身体的特徴』ストレートの黒髪とへーゼルの瞳。見た目は可愛い。名前通り日本人である。
『身長』 １６２ｃｍ
『出身地』 人工惑星メルバ
【ルツ・エーラ】
「序曲」ではセラフィムのレーダー通信オペレーターであったが、「交響曲」ではバートの通信士となっている。元はショーイを嫌っていたが、ソロモンの策略（？）でショーイの意外な一面を目にして弱冠の心変わりをした。兄思いのトーマの配慮で、バートに乗船することになる。バートに乗船してからは、どうしようもなくだらしない船員達の母親のようになっている。船員達は、彼女を「姐さん」と呼んでおり、誰も彼女には逆らえない。ショーイとはいい仲になっているが、相変わらず意思の疎通がはかれない時があり、喧嘩をすることも多々ある。（基本的にはルツが一方的に怒っている場合が多い）
ガブリエラには「お姉さん」と呼ばれているが、相手が相手だけに否定できず、いつも照れまくっている。だが、バートの船員達がショーイとの仲をからかうと、容赦のない鉄拳制裁をお見舞いする。意外に凶暴である。
『年齢』「序曲」では２２歳。「交響曲」では２７歳。
『身体的特徴』長い黒髪と褐色の肌。黒い瞳。非常に綺麗で神秘的な容姿をしている。インド系アジア人と思われる。
『身長』 １６５ｃｍ
『出身地』 惑星エンターナー
【オリヴィア・グレイマン】
セラフィムのブリッジ主任オペレーター。ソロモンの副官にして片腕でもある優秀な女性。
ソロモンにコーヒーを煎れるのは常に彼女の役目である。ガーディアンエンジェルと敵対していた惑星バルロスの地上オペレーターだった。バルロス総攻撃の際、戦艦ケルヴィム（当時ソロモンが指揮していた高速戦艦）の降伏警告に従い、自ら進んでガーディアンエンジェルの構成員となった。実は、ケルヴィムから降り立ったソロモンに一目惚れしたためである。いつも冷静なオリヴィアであるが、時々やきもちを妬く時がある。「第二序曲」で、ソロモンの肘をつねるシーンは、月野のお気に入り場面である。
「交響曲第三楽章」で、ヴォルフ・シュヴァルツの副長ビクター・ファウラーに惚れられてしまうが、さらりとかわすところがまた大人の女である。
『年齢』「序曲」では２５歳。「交響曲」では３０歳。
『身体的特徴』ブロンドの髪と茶色の瞳。美麗である。
『身長』 １６７ｃｍ
『出身地』 惑星バルロス
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