到底、運命的とは言えない彼女との出逢いから1日が経ち、いつものように同じ動作を繰り返すだけの作業を淡々と
こなして会社に戻って来ると、先に仕事を終え、既にマッタリしていた”剣持さん”が不気味な笑みを浮かべ、こちらを見ていた。
僕も早くお喋りがしたかったので、さっさと上司に業務報告をして、一目散に”剣持さん”の隣の椅子へと腰を下ろした。
「やあ、鷹嘴さん!!元気でしたか?」
「えぇ、剣持さん!ところでフェブラリーはいくら使いましょうか?」
そんな、いつもの無意味な会話が続く中、一瞬『絶好調』の話題に変わる。
「そういえば、『絶好調』はどうでした?」
「えぇ、まぁ美味しかったですよ。今度は皆で行きましょうか?」
「じゃあ、今度行こうかのぅ・・・あっ、そういえば、仙台にはいつ行こうか?」
「そうですねぇ・・・・・・」
・・・それから3日後。”剣持さん”が今日、飯に行かないかと誘って来た。
僕は喜んで誘いを受ける。他に”小馬さん”と”伏見君”が行くことになった。
4人は早々と会社を去り、”剣持さん”の車へと乗り込む。
「んで、どこに行こうか?」
「『絶好調』に行きませんか?」
”剣持さん”の問いかけにそう答えると、他に意見が無かった為、あっさりと『絶好調』に決定した。
このとき既に、僕は『絶好調』に行く目的は”ラーメン”ではなく”彼女”に有った。
彼女に逢えると思うと、嬉しさの余りに異常なほどテンションが上がってしまう・・・。
「では、”鷹嘴さん”ナビお願いします!」
「了ー解っ!^0^ゞ」
車は国道に合流し、あの日と同じルートを直走る。
ラーメンを求める3人と、1人、変なテンションの男を乗せて----------------------------------------
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