上を見たくない
前を向きたくても 向けない自分がいる
なら
ずっと下を見てればいい
ずっと過去の甘い蜜を吸っていればいい
でも
そんな君をみんなは置いていくから
君は一人
置いてけぼりさ
ごめん
僕も君を置いて
先に進んでいく
誤解しないで
君から離れるわけじゃない
君を忘れるためじゃない
少しでも早く僕が先に行って
道を開くためだよ
弱り切った君でも
歩けるような
しっかりとした道を
僕が見つけるために先に行く
だから
僕が手を差し伸べるのを待っていちゃ
だめだよ
少し先に行ってるね
今はまだ
どの方向を見ててもいい
けれど
僕が迎えに来たときは
ちゃんと前を 空を 見上げられるように
立ち上がっていてね
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