資本主義の世の中では多くの国民に株を買う事を奨励している。 証券会社も今月の推奨株と称して先ず買う事を進める。其の結果利益を得る者は少なく短期長期に拘わらず損失を被って居る者が多い、今は買う時期では無いと云うだけで、一般に売りを進める証券会社は先ずない。 半世紀の自分の経験から短期に於いて買った以上に株価が上昇してもバブル崩壊後は特に上昇率が十パーセントに対して三分の一以下に下落した株は珍しくない、損切りは容易に出来ず、大抵の場合箪笥で眠らせ株は懲り懲り、賭博ちと捉えられてしまう。 売り方は投機と見られがちだが長期投資で無い限り売りも買いも利益の追求に変わりが無く、今、日本のバブル崩壊と同じ現象が、サブプライム問題で米国発世界金融恐慌が懸念されて居る時、株式売買をするに当たり参考にして貰えばと思い書いて見ました。 尚日経平均七千円台は空売り要注意。この本を参考にされるのは自由ですが其れによって損失が生じても本書は責任を一切取りません。飽くまで株取引は自己責任である事を認識して下さい。
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