この物語には北朝鮮の事が書かれていないとのご指摘を受けました。主人公に代わり私(筆者)がお答えします。
北朝鮮は2015年に指導者のご逝去によって後継者争いから内戦状態に陥りました。中国と韓国が平和維持部隊を派遣しました。韓国は北の核兵器を確保し、核保有国に成ろうとしましたが、中国が先に北の核を手に入れてしまいました。これはソ連崩壊後、ウクライナに有った核を如何するかと言う問題と同じで、これ以上核保有国を増やさないと言うアメリカと中国と言う核保有国同士の了解によって「北の核は中国が管理する」と言う密約が結ばれていたようです。
韓国の進駐した地域は清津から南浦に至る北朝鮮を斜めに切った南側、中国はその北側に進駐しました。韓国では北朝鮮の人達は同胞だからと思っていたようですが、南側の人達が思っていたほど北の人達は同胞と言う意識は無かったようです。寧ろ長い間、敵対していた韓国人に対して反感さえ持っているようでした。其れに引き替え、中国は進駐に当たって中国内の朝鮮族を中心に編成された部隊を投入しました。それにより北朝鮮の人達にとって韓国軍に対するより中国軍に親近感を持ったようです。その為、中国の進駐地域は比較的安定していましたが、韓国の進駐地域では破壊活動などが続発して不安定な地域となっていました。その様な背景が有ったので、韓国は対馬をめぐっての日本との戦いを避けたようです。
現在(2025年)中国は三国志の時代、朝鮮半島に有ったとされる楽浪郡は中国領だったと主張して、進駐地域を中国領に編入して中国の東北地方(旧満州)に有る朝鮮族自治区と合わせて新朝鮮族自治区にしようとしています。これに対して韓国は激しく反発しています。
注(以上のことは未来の予測の一つです。必ずこうなると言う事では有りません。)
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私は此処に書いたような、日本の未来を望んでいません。このような日本にならないように、2009年の新政権には是非正しい国家運営をお願いしたいと思います。
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