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作品名:ノモンハン事件(父の行った戦場) 作者:カズロン

この作品に対する感想・要望


2014年03月05日(Wed) 15時55分 投稿者:浅田 健一 ID:GLHvihUv0.
 父:浅田久男 鳥取市出身大正6年生まれ 13回忌が1214年4月にやってきます。先日、母親が93歳で亡くなりました。戦時中の父の思いで写真を整理していたところ、ノモンハンの戦場の撃墜されたと思われる飛行機の前での写真が出てきました。半藤一利氏の「昭和史、前後刊」「ノモンハンの夏」、東京裁判で証言した田中隆吉氏の「日本軍閥暗躍史」を読み、怒りがこみあげてきました。私が幼少の頃には、父はビルマ戦線で命からがら鉄砲の弾を、運良くかいくぐって帰還できたことは話してくれましたが、ノモンハンのことは一切話をしたことはありませんでした。この父のノモンハンの撃墜された飛行機の前での写真に「ノモンハンにて」と記しあり、当時の父の思いを顧みてネットでできる限り当時の上官の行ったこと等調べているところです。この記事で父の行動・思いが伝わってきました。ありがとうございました。
2009年02月24日(Tue) 02時13分 投稿者:GIONMARO ID:H5j17Ervvk
やあ、良いものを読ませて頂きました。
有難うございます。
感服です。
『コート』にしたコメントを取り消したいぐらいです、それは敢えていたしませんが。(笑)
なぜなら『ノモンハン』は傑作だから。
カズロンさんの呆れるまでにブッキラボウで飾り気のない書き方と、内容の深刻さとにズレが生じている結果、読んでいて何ともおかしい。笑えないはずの事柄がのんびりとおかしく語られる、ゆえにより切実に深刻さが読み手に迫ってくる。最も良い意味でのブラック・ユーモアでしょう。
私は読みはじめてから読み終わるまで、画面から目を離すことができませんでした。ちょっと身震いを感じた。そうして、『コート』のところで申し上げた、「ぶっきらぼうななりに良い文章」とは、ちょうどこういうのをいうのだなあと思ったことでした。
次回作が大いに楽しみです。

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