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作品名:ノモンハン事件(父の行った戦場) 作者:カズロン

最終回   資料
(注1)―水分河は本当はどのような字を書くのか解りません、便宜上この字を当てました。また何処にあるのかも解りません。牡丹江から百キロの国境にSuifenhe、(綏 芬 河)と言うところが有るので、多分そこのことではないかと思いますが・・・


(注2)ノモンハン事件について、ウィキペディアは次のように述べています。
【この戦いは1990年代前半まで、旧ソ連側の損害発表のみに基づいた考察により日本軍の無謀な作戦による一方的な敗北と信じられてきた。しかしソ連崩壊によりソ連側の本件に関する秘密資料が明らかになり、日本においては実際には死傷者数、破壊された装甲車輌および航空機の数のすべてにおいてソ連側の損失の方が大きかったとの見方が広がっている】

損害ーー 日本   ソ連
戦死ーー 8440   7974
戦傷ーー 8864   15251
装甲車両 30   350
航空機ー 180   250

日本側は、この戦場に100両余りの戦車を投入しましたが緒戦で30両を失い、戦車部隊の全滅を恐れこの戦場から戦車部隊を引き上げたためこの数字になりました。戦車は一般で信じられているほど強力な兵器ではないと言うことだと思います。


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