2008年12月10日、4限目。
「この中でミスターチルドレンのファン、いる?」 生徒の誰も手を挙げなかった。
教授は安心した。
「今年の紅白歌合戦に出場するらしいけど、いままで辞退してきて いまさらのこのこ出てきやがってって感が爆発するよ。あの何言ってるか 分らん歌詞と、聞き取れない鼻声でおれたちの年越しを邪魔 するつもりか!!
カラオケでミスチル唄う人もいるけど、 画面に出る歌詞読んでいると酒のせいじゃなくて本当に クラクラするよ。不倫愛に燃えた男が何を美辞麗句並べて るんだと!!もっとロックしてくれよ!!
って、もともと ミスチルにロックを求めるのが無理。紅白で人前で唄わないのに、 クソ映画の主題歌に大企業のCMソング唄ってるってとこに もうロックの精神も何もない。ただのロックミュージックオタク なんだよね、ボーカルの人がタモリに言っていたけど。 まあ、だから『ニシヘヒガシ』がOASISの『D‘youKnowWhatImean』 にそっくりなのかと合点しちゃうよ。
とにかくもう勘弁してくれミスチル。 そしてそれを聞いて熱狂するファンよ。 もっと世の中には聞くべき音楽がいっぱいあるよ!! まったくもって…F*UCK!!!!!」
教授の叫びに、受講生が拍手喝采を送った。
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