ふと歩き疲れて立ち止まった時 どこかで君もあの月を見ている
もう歩けないとうずくまった時 どこかで彼もあの月を見ている
自信を無くしてけれどただただ歩くしかない時 どこかで彼女もあの月を見ている
少しだけひとやすみ 折れてしまう前に 夜は眠るものさ、と 訳知り顔にフクロウが囁くよ
"Don't worry, Be Happy"
繰り返す、ママの子守唄 けれどずっと知っていた
本当はママが1番、幸福を信じていないことを
ママは空を見上げない
Good night honey. 良い夢を 悪夢が追いかけてきて、あなたを食べてしまわぬように祈るよ そして僕らはまた歩き出す 月は無くとも どんな暗闇でも 世界に独りぼっちでも なんにも見えなくても 心打ち砕かれた時ですら なにひとつ怖がることは無いんだよ
あの闇の向こうに、月は輝いているから
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