「もしもし」 「ああ、お前かよ。どうした?うっるせぇな何所いんだよ?」
「聞いてわかんないのか?パチンコだよパチンコ。フィーバーしちゃってさぁー。幸せの御すそわけってとこだよ」
「はぁそりゃよかったね。俺やったこと無いからわかんないけど。いくらぐらい勝ってんの?」
「77777円ぐらいだろやっぱり」
「何がやっぱりだよバカヤロウ。適当ぶっこいてんじゃーよ」
「まぁそれだけ勝ってるってこったよ。そうそう、お前小説書いてるっつってたろ。俺の事も書くって言ってたけど格
好よくしとけよ」
「はいはい。別にお前の全てを汲みつくすってわけじゃな いから安心しろよ」
「あぁこれネタになるかもしれないから言っとくけど、セブンスターのパッケージあるじゃん?あれに印刷されてる星 って数えたらいくつあるのかなぁって考えてたんだけどお前知ってる?」
「…いや知らない」
「そうかぁ。ああ、思い出した聞いてくれよー。この前、おっさんから間違い電話かかって来たんだけどよ、謝りもし ないから頭きて履歴から掛けたんだよ。 結局、おっさん何もしゃべらなかったんだけど切られては掛け、切られては掛けって熱くなっちまったよはは」
「…へぇー、んじゃうるさいから切るぞまたな」 携帯を切った瞬間にパソコンの電源を入れ、立ち上がりの遅さに苛立ちながら「早くしろ」と呟いてるのに気がついた。 何であいつは僕が適当に書いた内容を経験したように話したんだ? 訳が分からない。 ハッキング? あいつがパソコンに詳しいなんて今まで聞いたこともない。 だが、他に考えられない。どうなってる? コンポからslipknotの「THE HERITIC ANTHEM」が爆音で響きだし、比喩でも何でもなく椅子から転げ落ちた。 休日だったので寝すぎないようにとタイマーを掛けていたのを完全に忘れていた。 サビではこう叫んでいた。 「お前が555なら俺は666」
どうやら666=僕に対して555が反撃を開始したようだ。
|
|