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作品名:家族 作者:高橋万里子

第1回   家族
弟は昨日から佐藤君と約束して言たという「本当か?」と私「うん」と弟
けっきょく姉と私で街に出た
さっき喧嘩した事を気にしてか二人共黙っているので面白くない
「コーヒーでも飲もう」と私が言うと「そうしますか」と憎たらしい返事
公園の近くの店にに入ってから母に携帯からメールした。「姉に腹が立つとかいろ
いろ」母は準が心配らしく「早く帰ってやって」とメールしてきた
余計にムカツク
夕飯の献立を考えていた。御堂筋の銀杏を見ながら。まだ紅葉していない
弟には唐揚げとサラダ 姉と私は筑前煮をメインにしてお味噌汁は3人で
飲めばいいかと・・・買う商品は鶏肉のモモとにんにくそして野菜はと
レタス・トマト・キュウリとかメモした。姉を見れば週刊誌をパラ・パラ
している。「何を考えているのか?この人は・・・体は確かに弱いが」
子供の頃から両親に甘え そのまま成人して・・・でも不思議と人間と
してはラッキーで家で某デパートの着物を縫っている。
「万理 そろそろ家に帰ろう 準が心配や」と姉が言う。同感なので
急いで家に戻ると玄関に準の友達らしき21センチのスニーカーが
ある。


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